はじめに

この記事は総腓骨神経障害(痛)特徴対処法をまとめたものです。

 

自己診断を目的・推奨するものではありません。

安易に自己解決しようとせず医療機関にかかることをお勧めします。

 

「診断を受けた時に見るもの」

「知識として蓄える為のもの」

 

としてご覧ください。

 

目次

 

 

 

総腓骨神経障害とはなにか

その名の通り総腓骨神経という神経が何らかの影響で障害を受けている状態です。

主に足の外側(下腿外側)に症状がでます。

足を組んでいたら足がしびれたなんてことはないでしょうか。

それがまさに総腓骨神経障害の症状です。

その痺れが長時間、長期間にわたり続くと病的な神経障害となります。

 

総腓骨神経障害の症状と特徴

  • すねの外側から足の甲にかけてのしびれや痛み
  • 総腓骨神経支配の筋力低下

などが挙げられます。

 

具体的には

  • 足首が上がりづらい
  • スリッパが脱げやすい
  • つまづきやすい
  • 長時間歩けない(間欠性跛行)
  • 長時間立っていられない
  • あぐらで痛む
  • 正座で痛む
  • 膝を伸ばして寝ると痛い
  • 足首が垂れる(下垂足)

などが挙げられます。

下垂足や間欠性跛行についてはかなり重症な症状です。

 

総腓骨神経障害の知覚範囲

総腓骨神経障害の知覚範囲

↑画像の総腓骨神経由来の範囲にしびれや痛みが起こりやすいです。

 

総腓骨神経障害の原因

  • 足を組む
  • きついストッキングを履く
  • 不慣れな立ち仕事
  • 長時間立っていること
  • 長時間の歩行
  • 重いものや台車を押す作業
  • 足関節捻挫
  • Fabellaによる圧迫

などが挙げられます。

 

↓参考文献はこちら↓

①【総腓骨神経の絞扼性神経障害について-発症要因の臨床的検討と治療法の考案-:1991】

②【The Interdisciplinary Management of Foot Drop:2019】

 

総腓骨神経は障害されやすい

皮膚のすぐ下を走行しているので圧迫されやすい神経です。

ストッキング、足組み、マッサージでも障害されることがあります。

ストッキングを脱いだり、足組みを辞めたりすると治るもの(一時的なもの)は問題ありません!

 

さらに言えば、神経は基本的に血管が一緒に走る(伴走する)ことが多いです。

しかし、総腓骨神経は血管が一緒になっていないことで有名です。

血管は栄養を届ける大事な器官です。

それがないということは血液不足(虚血)になりやすいと言ってもいいでしょう。

※全くないわけではなく相対的に細い血管で栄養されています。

血管栄養の少なさも誘因の一つと考えられます。

 

総腓骨神経の走行

 

 

Fabellaとは(ファベラ)

太ももの裏にある小さな骨(種子骨)のことです。

一般的に15~35%前後の人にあるもので珍しいものではないです。

20.8%の人のFabellaの表面に総腓骨神経があったという報告もあり、関係性は深いです。

この小さな骨が総腓骨神経を圧迫すると障害を起こすことがあり、原因のひとつとなっています。

Fabella(ファベラ)

 

↓参考文献はこちら↓

①【Fabellaに関する臨床解剖学的・組織学的検討―Fabella症侯群および総腓骨神経麻痺との関連に注目して―:2009】

②【総腓骨神経の絞扼性神経障害について-発症要因の臨床的検討と治療法の考案-:1991】

③【Anatomic study of fabella and its surrounding structures in a Chinese population:2012】

 

総腓骨神経障害の検査法

チネル徴候足関節連続底屈試験が有用です。

チネル徴候とは神経が通っている部位、障害されている部位をハンマーで叩く検査です。

叩いたときに神経走行にそって痛みが出れば陽性です。

 

足関節連続底屈試験とは座った状態で足首を曲げ伸ばし(上下)する検査です。

90秒以内に症状がでると陽性です。

 

総腓骨神経障害になったら

足を組んでいたことや、ストッキングを履いていたなど、

原因が明らかであれば足組みをやめる、ストッキングを脱ぐなどして対応しましょう。

考えられる原因を取り除いたにもかかわらず、まだ症状が残る場合は病院へ行きましょう。

ビタミン剤での保存療法、症状が強い場合には手術という選択もあります。

 

↓参考文献はこちら↓

総腓骨神経障害:日本神経学会

 

当院の総腓骨神経障害の鍼治療

鍼治療は有効な可能性が高いです!

当院でも実際に治療効果が出ています!

 

鍼治療でどこに刺すかですが、基本的にはエコー観察下で総腓骨神経の走行を見ながら刺していきます。

刺す場所は神経の周り取り囲んでいる筋肉、もしくは皮下組織になると思います。

原因となっている部分をしっかり検査し、施術していきます。

エコーを見ながらですので、安全にかつ確実にアプローチが可能です。

 

総腓骨神経の走行

↑この画像の神経走行や神経周囲の筋肉、皮下組織に刺します↑

 

一人ひとり、問診・検査をしっかりとした上で丁寧に鍼治療をします。

気になることは何でも聞いてください。

お悩みの方はご相談ください。

きっと力になります。

 

↓簡単に当院の治療をまとめたページはこちら!↓

【通常鍼灸治療のススメ】

 

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基本鍼灸治療コース

痛みの治療をメインにしたコースです。お身体のメンテナンスにもご活用ください。

  • 超音波画像計測装置(エコー)を使用した治療
  • 低周波治療器を用いた鍼灸治療
  • 症状に合わせたストレッチ療法
  • 筋肉トレーニングの指導
  • ラジオ波使った温熱療法

などを組み合わせた治療です。
※すべてを行うわけではありません。

価格

初診 3,500円
通常 5,500円
所要時間 約50~60分(施術のみの時間)

初回は検査等あるため、+30分頂いています。
※再診時のみ、検査料として
+1,100円と+30分頂いています。

 

 

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