なんだか最近疲れやすい。倦怠感がある。
それ、鍼灸で解決できるかもしれません。
疲労感と疲労は違う
まず伝えておきたいのは疲労感と疲労は別物であるということです。
一見、同じように思えますよね。
ひとつわかりやすい例をあげましょう。
何かに熱中しているとき、疲労感は感じにくいですよね。
しかし、身体は確実に疲労していませんか。
疲労感はあくまで感覚であり、感じにくい場合がある。
対して、疲労は体の中で起こっている事そのものであるということです。
疲労感のメカニズム
疲労感はなぜ感じるのか。
それは炎症性サイトカインという物質によるものではないかと考えられています。
炎症性サイトカインとは、文字通り炎症起こすための物質です。
その物質が脳に伝わることで疲労感を感じている可能性があります。
疲労とは
疲労とはストレスに対して体が反応した結果に起こる細胞での出来事のことを言います。
だから、例にあげたような熱中していて疲労感を感じていなくとも細胞レベルで疲労は起こっているということです。
ちなみにこのように熱中して疲労感を感じにくいことを「疲労感がマスクされる」なんていいます。
ベンチャー企業の社長さんが急に体調を崩してしまう原因はこのマスクによるものも多いと思われます。
疲労感の重要性
疲労感は身体のアラームの役割をしています。
疲労感が起こることで人間は休むという選択肢を取ることができているわけです。
疲労感を感じにくくするエナジードリンクは確かに有用です。
しかし、常用して疲労感は感じなくとも疲労は蓄積してしまいます。
ここぞという時に飲むのが適切ですね。
何か月も続く疲労感
これは「病的疲労」によるものです。
普段、休めば回復するような疲労は「生理的疲労」と呼ばれます。
病的疲労が起こる疾患として
うつ病、慢性疲労症候群、新型コロナウイルス後遺症などがあげられます。
もちろん、この他にも病的疲労が見られるケースはあります。
特にうつ病の原因として脳内炎症説があげられます。
はじめに出てきた炎症性サイトカインという炎症を起こす物質が悪さを起こして、脳内で炎症が起きてしまうことで様々な症状が出てしまうというものです。
実は鍼治療でこの炎症性サイトカインの調節ができる可能性があることが最近の研究で分かってきました。
炎症を抑えることが鍼灸治療で出来れば、改善への一歩となり得るかもしれません。
長期間の疲労感や倦怠感が続くような症状がある方は、鍼灸治療も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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