こんにちは鍼灸院My+院長近藤です。

今日は危険な痛み、レッドフラッグについて話そうと思います。

不安を煽られるかもしれませんが、健康知識のアップデートだと思って見てください。

 

目次

  • 当院で取り扱っている痛み
  • 危険な痛み、レッドフラッグとは
  • 内臓関連の痛み
  • がん性疼痛
  • 当院ではどうしているのか
  • まとめ

 

当院で取り扱っている痛み

痛みには種類があります。

当院で取り扱っている痛みは筋・筋膜性疼痛、血行不良性疼痛がメインです。

いわゆる筋肉や筋膜になんらかの異常が起きた時の痛みと血行が悪いことで起こる痛みです。

この痛みについてはまた次の機会にご説明させていただきます。

 

危険な痛み、レッドフラッグとは

まあ文字通りではあるんですが、これ危なくない?という痛みです。

内臓関連の痛みやがん性疼痛などがこれに当たります。

「いやいや、そんなの自分だって危ないってわかるよ」と思っているそこのあなたにこそ知っておいてほしい。

 

内臓関連の痛み

内臓関連の痛み、意外にわからないこともあります。

例えば左肩の痛み。

それ心臓に異常あるかもしれないよ?

なんで心臓が左肩なの?って思われるかもしれませんが、専門的な話は難しいと思うので省きます。

「関連痛」と呼ばれるものなので、気になったら検索してみてください。

 

ただの肩こりだと思ってたら心臓だったなんてびっくりですよね。

でも起こり得る現象です。

 

もう少し深く学んでみたい方はこちらがおすすめです。

みやけ内科・循環器科様『関連痛と支配神経』

おそらく臨床研修医向けに書いてある記事ですが、一般の方が見てもなんとなくわかると思います!

関連痛

 

がん性疼痛

これは文字通りがんによって起こる痛みです。

がんが転移、浸潤することで痛みが起こります。

作用機序は様々ですが、やはりこれも起こり得る痛みです。

 

当院ではどうしているのか

私たち鍼灸師はこのレッドフラッグの痛みを根本からどうこうする力はそうそうないです。

だからこそ鑑別・評価をしています。(してない鍼灸師いないよね?)

この人危ないかもなと思ったら病院に行ってもらいます。

ただ、やはり検査するための設備や診断権はないので情報が少ない中、治療ができるか判断しなければなりません。

 

そこで私はどんな方も一度病院に行ってから、各治療院に行くことをお勧めしています。

「なにもなかったら損した気分になるし…」

「なにもなかったら恥ずかしいし…」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、「なにもなかったらなにもなかったでいいじゃない」が私個人の見解です。

なにもなかったと分かることに価値があります。

医師:「レントゲンやCTを撮って、骨に異常はない」良かったじゃん!!としか思わないです。

医師:「単なる肩こりですね」良かったじゃん!としか思わないです。

筋肉や筋膜が問題だと言われたら、逆にお任せください!

エコー見ながらしっかり治療させてもらいます!

 

まとめ

ということで今回はざっくりと危険な痛み、レッドフラッグについて書かせていただきました。

整骨院(接骨院)も鍼灸院もマッサージ院も診断権はありませんし、診断に必要な機械もありません。

あくまで私含む治療院は予測しかできないのです。

当院でもレッドフラッグを見落とさないように問診・検査、エコーでの画像評価等しますが、CTやMRIには勝てないです。

これはどの院でも確実にそうだと思っていいです。

 

巷ではどこぞやの整体を含む治療院は

「あなたの症状は○○です!病院に行ってもどうにもならないですし行くだけ無駄です。うちで治療しましょう。」

なんて言って回数券買わせるなど病院に行かせない治療院もざらにあるようです。

これで何かあったら責任なんて取れないのによく言ったもんだとは個人的に思うのですが、そんな言葉に惑わされず何かおかしいなと思ったら病院に行って診断をもらいましょう。

そしてそんなこと言う治療院はやめておくのが得策です。(割と過激に表現してますがこれはホント)

 

皆様の健康のため、こういった知識は必ず役に立つと思います。

頭の片隅にこんなこと言ってたなと置いておいて頂けると幸いです。

 

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筋・筋膜が問題だと言われた方や、血行不足だと言われた方は是非!

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